【台湾結婚式準備】台湾前撮り(婚紗)

※当記事は2017年に別ブログに書いていた記事をリライトしました。

台湾の前撮り(中国語は婚紗という)の一日を振りかえります。
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事前打ち合わせ

まずはカメラマンとの事前打ち合わせでどこで撮影するかを決めます。
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私が着用予定のドレスの写真を見せながら、希望の場所に合わせて提案してくださいました。基本的に撮影許可なしで撮れる場所ばかりですが、カメラマンに事前によく確認しましょう。カメラマンの意見を聞きつつ、一番最適なスケジュールを立てます。すると、私たちの場合朝6時に集合することに…早っ!!!画像からお分かりいただける通り、分刻みのスケジュールです。

前日

自宅からも早起きすればなんとかぎりぎり間に合う場所に集合でしたができる限り寝たかったので、前日は待ち合わせ場所の隣にあるビジネスホテルに泊まりました。大切な日の前日、前泊して大正解でした。

当日

朝からヘアメイクさんにセットしてもらいます。こちらは事前の打ち合わせはなく、当日希望の髪型などを口頭でお願いしました。

私はそこまで大きな希望はないので、ほとんどお任せしていました。経験豊富なヘアメイクさんですし、私よりよっぽど詳しいのでとても安心してゆだねられました。髪飾りはヘアメイクさんの私物を使用させていただきました。夫は2着のスーツ(茶色と黒色)を借りてきていまして、カメラマン、ヘアメイクさんと実際に私のドレスの色をみてそれぞれの撮影時、黒と茶色どちらを着用するかを決めました。準備が完了するとみんなで車にのって出発!ヘアメイクさんも同行です。
カメラマンさんが運転手付きの車を手配してくださいました。料金は私たちから直接、運転手に支払いました(4,800元かかりました)もし自分で運転できるなら、もちろんこの値段はかかりません。

撮影開始

ロケーションごとにこういうポーズをして!と指定されるので、それに合わせて動きます。何枚か撮影したら、どういう風に撮れているのかカメラ越しに見せてもらいます。途中で笑っているのに、写真を通すと意外と笑っているように見えないもんだなと感じ、大げさなほどニコッとするようにしました。

最初こそ緊張しましたが、後半は慣れてきて、完全にモデルごっこ!ベールと花束(造花)はカメラマンさんの私物を貸していただきました。基本的にヘアメイクさんがずっとそばにいてくれて、丸一日姫気分♡笑

着替え場所

他の方のお話を聞くと、着替えは持ってきた簡易更衣室やテントの中で着替えるという話を聞いていたのですが、なんと私の着替え場所は…セブンイレブンでした。えっ?!どういうことと耳を疑いますよね。私も最初に聞いたとき、意味が分かりませんでした。「えっ?あんな汚いところで?!」と思うかと思いますが、撮影した淡水近辺は前撮りに人気なエリアなため、セブンイレブンのトイレが花嫁仕様になっているのです。大きな鏡とドライヤーのためのコンセント完備。このような広さのコンビニは、台湾全土で5箇所ぐらいあると聞きました。カメラマンさんもしっかり把握されているようです。というわけで私たちは毎度着替えるたびに同じセブンイレブンを利用しました。
時には他の花嫁とバッタリ!ということも。大きなドレスを抱えてセブンイレブンに入るのは我ながらに笑えました。もちろん利用料はなく無料!台湾のセブン有能すぎる♡(そのセブンイレブンの写真を撮り損ねてしまったのが悔やまれる…)

ヘアメイクさんが着替えも手伝ってくれます。私はヌーブラ着用でのドレスだったのですが、普段つけないので慣れてなくてこづっていたら「そんなんじゃだめよ、ちょっと私にやらせて!」という感じで、ヌーブラも付けなおしてくれるほど、万能な方でありがたかったです(笑)

お昼ごはん

お昼ごはんどうするのかな?と思ったら、ウェディングドレスを着たまま、牛肉麺や水餃子が出てくるお店に入りました!醤油をドレスにつけたらどうしようと思いながら食べていました。お店の人も驚くことなく、普通のことという対応。台湾すごすぎるよー!

撮影時

私たちは和気あいあいととても和やかな雰囲気の中で撮影が進み、たくさん笑いまくって楽しい一日になりました。私の個人カメラでオフショットもたくさん撮影しました。私たちは浴衣を撮影するために夫の私物であった新選組の羽織りを持参したのですが(なぜ持っている…)、それをカメラマンが着たいと言い出して、着てもらったらお好み焼きを売っているお兄ちゃんにしか見えなくて、みんなで大爆笑しました。

そんなオフショットです。全く前撮り関係ないですが、カメラマンも案外ノリノリで楽しかったです!

撮影が終わり、カメラマンのオフィスまで帰る車中では、ぐっすり寝てしまいました。疲れたけど楽しかったです♡

出来上がり

①チャイナ風ドレス(旗袍)

ロケ地は圓山駅近くの林安泰。撮影の定番スポットです。

やはり日本人としては、中華式はぜひ撮りたかったのでうれしかったです♡

②ウェデイングドレス

ロケ地は砲台公園。持ってきた小道具も大活躍でした!よかった~

当時ララランドが流行っていたので、それ風に撮ったのですが、旦那様が非常に残念でした。ドレスの裾のヒラリはスタッフの方が、さっーと後ろに走り去ってもらった瞬間に撮影しています。

③浴衣

ロケ地は一滴水紀念館という日本の建築物がある施設。当たり前ですが、台湾人は浴衣の着方は知りませんので、浴衣は自分で着付けました。時間も限られている中での撮影なので、家でたくさん練習してから行きました。撮影していたら、現地係員に「ここはコスプレの撮影は禁止です!」と怒られました。笑 カメラマンが「いや、コスプレではなくて婚紗なんですけど」というと「あぁそれならOKです」と言われました。笑

チャンバラごっこもしたのですが、実はこの写真は結婚式ではお蔵入りになりました。義母から結婚式で刀は縁起が悪いとのことでした。確かに…そうですね、失念していました。そこまで気を遣えませんでした。。。結婚式では出しませんでしたが、他の機会で使いました。

④カラードレス

沙崙海灘で夕日をバッグに撮影。撮影時は他にも婚紗撮影されている方が2組いらっしゃいました。定番スポットのようですね。ドレスの裾が砂浜でドロドロになり、とても心配していたのですがカメラマンたちは「これ普通のことだから、汚くなっても気にしないで」と言われました。ドレスレンタルショップ大変だろうなぁ~2人で撮影したものが圧倒的に多いですが、ピン撮影もたくさん撮りました。

一度撮影したものをカメラマンからデータでもらい、私たちから「ここをこういう風に修正してほしい」と指摘して、カメラマンがフォトショップで修正し、完成したものをデータでいただきました。身体の修正などはしていないですが、砂浜の足跡は気になるので消してもらいました。そこからアルバムにするための写真を選び、カメラマンに伝え、アルバムを納品してもらいました。どれも満足度の高い写真ばかりで嬉しかったです。カメラマンが楽しい方だったというのもポイント高く、前撮りだけではなく結婚式での撮影もお任せしようと強く思いました。

まとめ

台湾は前撮り先進国で、今は日本人夫婦が前撮りのために訪れることもあると聞きました。実際に私たちは日本でも撮影をしてもらったのですが、私の両親は「日本より台湾の方が上手だね」と言ってました。笑 お金は日本の方が圧倒的に高いのに!最初こそドキドキしていたけど、終わってみれば夫とはまた何かの機会にモデルごっこしたいね!と話していました。

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