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TPASS 2.0+回饋金怎麼領?12/1起再加碼!TPASS 2.0+常客優惠Q&A一次看
台湾在住者向けの内容です!交通部のTPASSが、2025年12月1日からさらにパワーアップ。特に中長距離の高速バスを利用する方にとって、大幅な還元が受けられる新制度「TPASS 2.0+」がスタートしました。

TPASS 2.0+って何が変わったの?
今回の「TPASS 2.0+」の最大のポイントは、中長距離高速バス利用者への還元条件が大幅に緩和されたことです。
従来のTPASS 2.0は月11回以上の利用が還元の条件でしたが、この回数をクリアするのは難しいものでした。そこで新制度では中長距離バス専用の還元条件が設定されました。
中長距離バスの新還元条件
西部70キロ以上および東部全線の高速バス91路線が対象となり、以下の条件で還元が受けられます。
- 月2〜3回の利用:15%還元
- 月4回以上の利用:30%還元
例えば、台北−高雄間の「7513」路線(片道803元)を利用する場合:
- 月2回利用:241元還元(803元×2回×15%)
- 月4回利用:964元還元(803元×4回×30%)
帰省や遠距離移動が多い方にとって、かなり大きな節約になりますね。
※「還元」言い換えるとキャッシュバックってことです。

3つの還元プラン
TPASS 2.0+では利用する交通手段によって3つの還元プランが用意されています。
プラン1:一般路線バス・公路客運
市内バス、公路客運、短距離高速バスなど公路交通機関を対象に
- 月11〜30回:15%還元
- 月31回以上:30%還元
各路線を合算して計算されます。
プラン2:中長距離高速バス(NEW!)
西部70キロ以上および東部高速バス路線91本を対象に:
- 月2〜3回:15%還元
- 月4回以上:30%還元
こちらも各路線を合算して計算されます。
プラン3:鉄道系交通機関への追加還元
台鉄、台北MRT(環状線含む)、新北MRT(淡海軽軌・安坑軽軌のみ)を対象に、既存の常客優待に加えて政府が2%を追加還元。ただし月11回以上の利用が条件。
注意点
・鉄道系の還元は交通機関ごとに個別計算される。つまり台鉄11回で還元対象、台北MRT11回でも還元対象となるが、台鉄5回+台北MRT5回+新北MRT1回=合計11回でも、それぞれが11回に達していないため還元対象外となる。
・制度の公平性を保つ&不正利用を防止する目的で、1枚のカードにつき月2,500元の還元上限が設定。

電子決済も対象に!
今回の改定で、電子決済アプリも還元対象に!
- 悠遊付(Easy Wallet)
- iPASS MONEY
- icash Pay
アプリで会員登録し、カードを登録するだけで、翌月25日に自動的に還元金(キャッシュバック)が電子決済アカウントに振り込まれます。わざわざ自分から毎月キャッシュバック申請などをする必要はありません。
ICカードの購入方法
実物のTPASS 2.0+カードが欲しい方は、以下の場所で購入可能。
コンビニ
コンビニの(ibonやFamiPortなどで予約購入し、3日後に指定店舗で受け取り。
- 悠遊卡・一卡通:4大コンビニ全て
- 愛金卡(icash):セブンイレブンのみ
MRT各駅
サービスカウンターまたは券売チャージ機で購入可能(桃園MRT A20興南駅を除く)
- 悠遊卡:台北MRT、新北MRT、桃園MRT、台中MRT
- 一卡通:新北MRT、桃園MRT、台中MRT、高雄MRT
- 愛金卡(icash):新北MRTのみ
すでにTPASS1.0を持っていれば、申請&登録で2.0を使用できます!

記名登録の方法
還元を受けるには記名登録が必要です。登録完了後、翌日から当月の公共交通利用記録が累計される。

これがちょっと面倒だね!1.0は無記名(匿名)で利用できたけど、2.0+からは匿名利用できなくなったということ。
実物ICカードの場合
交通部の「TPASS 2.0公共交通常客優待回饋」プラットフォーム(https://tpass.thb.gov.tw)にアクセスし、カードの種類に応じた登録ページで以下の情報を入力。
- カード外観番号
- 身分証番号/居留証番号
- 生年月日
画面の指示に従って進めれば、登録完了。
電子決済アプリの場合
各アプリ(悠遊付、iPASS MONEY、icash Pay)で会員登録し、常客優待への参加に同意するだけ。12月1日から登録翌日より利用記録が累計され、翌月25日に自動振込されます。
お得情報
TPASS 2.0の電子証を購入して記名登録すると、100元の還元金がもらえます(1人1回限り)。
還元金の受け取り方法
実物ICカードの場合
翌月25日以降、以下の方法で受け取り可能:
- コンビニ4社のレジ:店員に依頼してカードをタッチ(悠遊卡・一卡通は4社、愛金卡はセブンイレブンのみ)
- 台北MRT各駅:悠遊卡のみ、券売加値機でカードをタッチ
- 票証会社アプリ:悠遊卡・一卡通のみ、アプリでカードをタッチ
電子決済の場合
毎月25日に前月分の還元金が自動的に電子決済アカウントに振り込まれます。受け取り忘れの心配がなく便利です。
受け取り期限
当月の還元金は翌月25日から受け取り可能。未受け取りの場合は翌月以降と合算して受け取れますが、受け取り開始日から1年以内に必ず受け取る必要があります。
例:2025年11月分は2025年12月25日から受け取り可能。最終期限は2026年12月25日まで。


TPASS 1.0との違いは?
すでにあるTPASS 1.0との違いは何なのか?
TPASS 1.0
- 各都市圏ごとの定期券
- 先に購入してから利用
- 30日間無限回利用可能
- 3〜5割引
TPASS 2.0+(常客優待)
- 全国共通
- カード記名による会員制
- 月間利用回数に応じて還元
- 最大30%還元
重要:TPASS 1.0とTPASS 2.0の優待は併用できません。定期券利用区間は常客優待の対象外です。ただし、定期券の対象エリア外を利用した場合は、その分が常客優待の対象となります。


まとめ
TPASS 2.0+は、特に中長距離の移動が多い方にとって大きなメリットがある制度です。帰省や出張で高速バスをよく利用する方は、ぜひ記名登録して還元を受けましょう。電子決済なら自動振込で受け取り忘れもなく安心です。賢く活用して交通費を節約しましょう!

