【正式決定】台湾の「博愛座」が「優先席」に改名

台湾立法院は7月15日、長年議論が続いていた「博愛座」を優先席に改名することを正式決定した。

博愛座とはMRT(地下鉄)やバスの優先席のことね!日本語では以前から優先席だよね~

「博愛座」という言葉は1976年、蔣中正総統の逝去1周年を記念して台北市のバス業者が設置したのが始まりとされる。老弱婦孺(字の通り、老人、弱者、妊婦、子供)に席を譲ることを目的としていたが、近年は座席を巡る論争が絶えず、SNSでは高齢者と若者の対立が頻繁に報じられていた。

席を譲ろうとしない若者に腹を立てる老人などがいることが度々ニュースになっていました。。。お爺さんこんなに怒れるなら元気だよ!笑

今回の改正により、対象が「その他実際に必要な者」へと変更されました。これで体調不良の若者が優先席などに座っていても誰かに責められる筋合いはありません。また新制度では総座席数の15%以上を優先席とすることを制定。

台湾の優先席は、譲りあい精神が過激すぎるのが一周まわって、若者は座ってはいけないような謎のプレッシャーがありました。台湾は超高齢化社会なのもあって、優先席は老人の専用席みたいな風潮が少なからずあったと思う。実は妊娠していたり、ヘルプを必要とする方かもしれないのに、なぜか善意の制度が悪循環をもたらしていた。制度改正によって、社会の尊重と相互理解ができる、良い世の中になれば良いなと思う。

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