【台湾で出産】子のへその緒で印鑑を作るのおすすめ!おもしろ印鑑信仰

子供が生まれ病院からもらったへその緒。日本では桐箱などに入れて大切に保管することが多いですが、台湾流の保管方法、へその緒を使って印鑑を作ったことをシェアします。

きっかけは私が滞在していた月子(産後ケアセンター)でへその緒製作の宣伝チラシをもらいました(上の写真)。最初はいらないかな~と思っていたのですが、台湾は日本よりも高温多湿で日本より簡単にカビが生えてしまいます。せっかくのへその緒にカビが生えたらな嫌だなぁ~と考え直し、印鑑を製作してみました。こういう印鑑を臍帯章というらしいです。
産後ケアセンターを退院したあとに実際にお店に行ってみました!ちなみに子の髪の毛で筆を作る(胎毛筆)もあります(これは日本でもたまに聞きますよね)

印鑑の意義や使用頻度は台湾と日本で大きな差はありません。日本同様に銀行印としても使えます。また台湾では選挙の時に印鑑を使うのが面白い点ですね(これは子にとってはだいぶ先ですが…)
店員さんから話を聞けば、牛角(牛の角)と木材で値段が異なるとのこと。最初は安い木材にしようかと思いましたが、やっぱり一生ものだしなぁ~と思いなおし、牛角にしました。重量もあるので押しやすいです!お値段は5500元(約27,000円)。3000元を先払いで注文し、数週間後に現品が自宅に届きました。その後、残りの2500元を振込支払いしました。めちゃくちゃ高い印鑑はいっぱいありました。

届いたのがこちら(↓)へその緒は黒いのもあって、写真では見えにくいのですが、中に入っています。そして、うちの子は蛇年なので、蛇の絵柄を入れてもらいました。十二支の柄があるようです!これならオリジナリティがあって良い感じ!

さらに面白いのが同封されていた紙には以下が書かれています。

手彫りの印鑑は昔ながらの方法に従い、縁起の良い時間に彫刻します。
印鑑を使い始める時間も合わせることで、さらに財運を招き、福を呼び込むという意味があります。
印鑑を使い始める時間を2つ提示しますので、そのうち1つを選んで使用できます。
【丸印と角印の意味】
○ 丸印(圓章)
「滾財」=財がどんどん巡ってくる・財運が転がり込んでくるという意味。
口座開設などの短期的な投資に使用可能。
□ 角印(方章)
「鎮財」=財をしっかり留める・財産を守るという意味。
保険、契約、不動産などの長期的な投資に使用可能。

というわけで、この印鑑で使用した方が良い日時が2つ提示されていました。未時は13:00〜15:00、午時は11:00〜13:00のことです。吉日に彫って、最初に印鑑を押す日時まで縁起の良い時間を指定するというなんとも台湾らしい文化!!

さらに私の台湾家族によると使用前に、完成した印鑑を廟(お寺)へ持って行き、香炉の煙の上を通す「過香爐(過爐)」という行為をした方が良いとのこと!調べたところ、宗教的というより民間信仰みたいな感じみたいです。「廟の神様の香火をいただいて、印鑑に加護を願う」的な。
私としては廟の係の方がご祈祷みたいなことをしてくれるのかなぁ~と思い印鑑をもって尋ねにいったのですが、『自分でやってください』と言われてしまいました(笑)ってわけで何が正解かもよくわからず、香炉の煙の上を印鑑通しただけで、よくわからないまま3秒ぐらいで終わりました。あっけない。これでよいのか?まぁ良いということにしておこう。

完成した印鑑は、世界にひとつだけ。今は子の銀行口座も作り、その銀行印としても役立っています。へその緒だとなくしちゃう可能性があるけど、これだとなくさないで実用的に使え、とてもおすすめです!
私が利用したお店以外でも作れる印鑑屋さんはあると思うので探してみてください。
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