台湾のスーパーやドラッグストア(全聯や屈臣氏など)に行くと、ボトル入りのシャンプーはズラリと並んでいるのに、日本だと当たり前にある「詰め替え用(補充包)」が驚くほど少ないですよね。ハンドソープとボディーソープはかろうじて見つかるけど…特にシャンプーとコンディショナーが全然見つからない!仕方なくプラスチックボトルを買っている在台日本人も多いのではないでしょうか?台湾はエコ意識がとても高いのになぜ詰め替え用がないのか調べてみました!



上記写真はCosmedにて。ハンドソープとボディーソープの詰め替えは見つかるんだけどね~
1. 超高湿度の気候
台湾で詰め替え用があまり普及しない最大の原因は、台湾特有の「高温多湿」な気候。
- ボトル内の繁殖リスク: 台湾の浴室は年中湿度が高く、日本以上にカビや雑菌が繁殖しやすい環境。ボトルを洗ってしっかり乾燥させずに中身を詰め替えてしまうと、中に残った水分や雑菌が新しいシャンプーと混ざり、ボトルの中で一気に雑菌が繁殖してしまうリスクが高くなってしまう。
- メーカー側のリスク回避: 衛生面でのトラブル(「詰め替えたら異臭がした」「肌が荒れた」など)を避けるため、メーカー側があえてボトルでの販売を主流にしている。
2. 台湾の住宅事情
台湾のマンションやアパートのお風呂場(浴室)は、「窓がない」「トイレと一体型(ユニットバス、シャワールームのみ)で湿気がこもりやすい」という構造がとても多い。ただでさえ気候が高温多湿な上に、お風呂場の換気環境が日本ほど良くない家庭が多いため、ボトル自体が傷みやすく、衛生的にも「毎回使い切ってボトルごと新しく買い替えたほうが安心」という判断になりやすい。


3. 詰め替え用がお得にならない
日本では「詰め替え用の方がボトルより安い」のが常識ですが、台湾ではその価格差がほとんどない、あるいは「ボトル入りのほうがセールで安くなっている」という逆転現象がよく起きてしまう。
- 台湾のドラッグストアやスーパーでは、「2本目半額(第二件半價)」や「1本買ったら1本無料(買一送一)」といったボトルのセールの頻度が非常に高い。
- 製造コストの面でも、実はプラスチックボトルを大量生産するほうが、特殊なパウチ(詰め替え袋)を製造するより安く済むことがあり、消費者に「わざわざ面倒な詰め替え用を同じような値段で買う理由がない」と思わせる構造になっている。


4. 面倒臭い
台湾の生活文化(?)というのか、「家事の効率化」や「手軽さ」が非常に重視されている。ボトルをきれいに洗って、完全に乾くまで待って、こぼさないように詰め替える……という一連の作業を「タイパ(タイムパフォーマンス)が悪い」「面倒くさい」と感じる人がとても多い国民性が、定着しない一因かも。
まとめ
今までなんでだろうと思っていたけど、なるほど、詰め替え用が売られていないのはこんな理由があるんですね。でも最近の台湾では、環境意識が高い世代が増えているので今後変わってくるかもしれないですね。実際、一部のショップでは空ボトルを持参して、量り売り(レフィル)でシャンプーを買うとか、割引券をくれるというスタイルが出てきています。
もし台湾の湿気問題に負けない「抗菌仕様の詰め替えボトル」や、「手入れが圧倒的に楽なパウチシステム(日本にある、パックをそのまま吊るして使えるノズルなど)」とかがあれば台湾で流行る可能性がありそうですね!
参考にしたサイト
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