イギリス・ロンドンの「生活品質研究所(Institute for Quality of Life)」が発表した2025年「幸福都市指数(Happy City Index)」で台北が世界8位にランクイン!昨年の46位から一気に38ランクも上昇し、アジアではシンガポール、ソウルに次ぐ3番目の高順位でした。

台北の強みと課題
台北が高評価を受けた理由として、特に優れていたのは以下の3分野。
- ガバナンス(統治):世界2位
- 環境:世界5位
- 交通・モビリティ:世界3位

さらに技術進歩の面でも先頭に立っているとの評価を受けました。
一方で以下のような課題も指摘されています。
- 学費が個人収入の14.4%を占める
- 大気汚染の問題
- 肥満率が50%に達している

台湾に住む日本人として言わせてもらうと大気汚染はマジで改善してほしい…車とバイクが多いから仕方がない部分もあるけど。
幸福都市指数ベスト10
今回の調査では世界200都市が対象となり、デンマークの首都コペンハーゲンが1位。上位10都市は以下の通りです。
- コペンハーゲン(デンマーク)
- チューリッヒ(スイス)
- シンガポール
- オーフス(デンマーク)
- アントワープ(ベルギー)
- ソウル(韓国)
- ストックホルム(スウェーデン)
- 台北(台湾)
- ミュンヘン(ドイツ)
- ロッテルダム(オランダ)



有名都市の中に台北が入っているなんてすごい快挙だよね!
台湾から9都市がランクイン!
そして台北だけでなく台湾からは合計9都市がランクイン!
金メダルグループ(上位31位以内)
- 台北(8位)
銀メダルグループ(32-100位)
- 新竹(75位)
- 彰化(87位)
- 高雄(91位)
銅メダルグループ(101-200位)
- 台中(113位)
- 桃園(115位)
- 台南(134位)
- 嘉義(172位)
- 基隆(172位)
残念ながら台湾の六大都市(台北、新北、桃園、台中、台南、高雄)のうち、新北市だけがランクインしませんでした。
そしてわが街「東京」は何位かは書いてなかったけど銀メダルグループ(32-100位)だったそう。台北が金メダルグループの8位に選ばれたことから台湾が日本を上回ったわけですね!すごいね~!
まとめ
以上の結果に皆さん納得ですか?たしかに台北は治安は良いし、交通面でも便利なので私は東京より幸福指数は高いのは納得ですね。でも台北市は入ってて、新北市が入ってないのはちょっと不思議。真隣だし行政、環境、交通面で大きな差はないと思うのだけどね~。これからは台北がアジアを引っ張っていくのでしょうかね。