最終更新:2026年10月21日
10月も後半に入りましたが、台湾には台湾がやってきています。現在、台湾の東側から接近しているのが台風29号「薔琵(チャンピー/CHAMPI)」。
10月21日時点の最新情報をもとに、台風の規模や進路予測、地域別の影響、台湾在住者が準備しておきたいことをまとめました。
どのくらい大きい?
台湾中央気象署が10月21日午前8時に発表した台風情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 台風名 | 薔琵(CHAMPI)/ チャンピー |
| 台風番号 | 2026年第29号 |
| 台湾での分類 | 強烈颱風 |
| 中心気圧 | 895hPa |
| 最大風速 | 60m/s(約216km/h) |
| 最大瞬間風速 | 75m/s(約270km/h) |
| 暴風域の目安 | 半径120km(風速10級以上) |
| 強風域の目安 | 半径280km(風速7級以上) |
| 進行方向 | 西北西方向 |
最大風速60m/sというのは、非常に危険な強さ!
台湾では台風を
輕度颱風(軽度)
中度颱風(中度)
強烈颱風(強烈)
の3段階に分類しますが、今回のチャンピーは最も強い「強烈颱風」に該当。
専門家によると今年の最強クラスの台風に並ぶ勢力。ただし、台風の強さと大きさは別の指標。台風が台湾に近づく頃には勢力がやや弱まる予想だがそれでも十分に警戒が必要。

実は私、以前日本で自分の結婚式を10/22にしました。あえて台風が来ない時期に設定したのに、まさかの今回のような大型台風ぶちあたり。本当は結婚式前日に台湾から日本に行くはずが、空港で待つことになり到着は結婚式前夜…眼の下クマで自分の結婚式でした。でも間に合っただけよかったと思うことにします。
台風は台湾に上陸する?
10月21日現在、台風は台湾の南東側の海上を西北西方向に進行中。中央気象署の予測によると今後は台湾の東側の海上に接近した後、徐々に北上、さらに北東方向へ進んで日本方面に向かう可能性が高くなっています。
現時点では台湾への直接上陸の可能性は以前より低下しています。
ただし、予測進路は前日よりもやや西側に修正されており、まだ不確実性が残ります。特に台風の中心が通過する場所によって、台湾での風雨の強さは大きく変わります。
台風接近のスケジュール
| 日付 | 予想される状況 |
|---|---|
| 10月21日(水) | 台風接近前。午後から北部・東北部で雨が増える |
| 10月22日(木) | 台湾東側の海上へ接近。北部・東部で雨が強まる |
| 10月23日(金) | 台風の影響がピーク。北部山間部では大豪雨の恐れ |
| 10月24日(土) | 台風が徐々に離れ、風雨が次第に弱まる |
| 10月25日(日) | 天候は回復傾向。一部地域ではにわか雨 |
台湾に最も接近するのは、22日夜から24日朝にかけてと予想されています。

台湾のどの地域に影響がある?
今回の台風で特に注意したいのは台湾北部・東北部。台風の外側を回る湿った空気と北東季節風(東北季風)が重なることで、台風が直接上陸しなくても大雨になる可能性あり。
台北・新北・基隆
台北市、新北市、基隆市では22日から雨が強まり、23日は特に警戒が必要。台北市内でも強い雨や突風が発生する可能性があり、北部の山間部では非常に激しい雨が予想。陽明山などの山間部や、河川敷、低地では特に注意。
宜蘭・花蓮
台風の影響を受けやすい東北部・東部も警戒が必要。特に宜蘭では強い雨が予想されており、山間部では土砂災害、道路の通行止めなどにも注意が必要。
桃園・新竹・台中
北部から中部にかけても風雨の影響が出る可能性があり。特に中部の山間部では23日に大雨の恐れ。
台南・高雄・屏東
南部は北部に比べると今回の予想進路による直接的な影響は小さい見込み。ただし進路の変化や局地的な大雨、強風には引き続き注意が必要。
台風休暇(颱風假)はある?
台湾在住者にとって気になるのが、台風休暇「颱風假(タイフォンジャー)」。台湾では台風などの自然災害によって危険が予想される場合、地方政府が停班停課(出勤・授業の停止)を発表します。ただし、台風が接近したからといって必ず休みになるわけではありません。風速や雨量の予測、交通状況などを踏まえて各自治体が判断します。
10月21日現時点では何も発表なし!今後、22日や23日に休暇が発表されるかは未定です。

台湾は仮に23日金が台風休暇になると、26日は祝日でお休みなので4連休になってしまう…喜ぶ人もいれば、しんどい人もいるだろうなぁ~個人的には台北は夜からなので台風休みにはならないと思う。
台風前の準備
以前以下ブログ記事にもまとめていますので合わせてお読みください。

台風の接近に備えて、早めに準備を済ませておきましょう。
- 食料・飲料水の確保:外出できない場合に備え、数日分を用意。
- 充電を済ませる:スマートフォンやモバイルバッテリーをフル充電。
- ベランダの片付け:植木鉢や物干し竿など、飛ばされそうな物は室内へ。
- 自転車・バイクの対策:強風で転倒しないよう、駐輪場所やカバーを確認。
- 交通情報の確認:MRT、台鐵、高鐵、飛行機などの運休・遅延情報をチェック。
- 子ども用品の備蓄:ミルク、おむつ、離乳食などのストックを確認。
また、台風接近中は不要不急の外出を控え、中央気象署の最新情報を確認しましょう。
台風の最新情報はどこで確認できる?
台湾では、中央気象署(中央氣象署)が台風の進路や警報を発表しています。日本語でニュースを確認するのも便利ですが、実際の台風接近時には台湾の公式情報を優先しましょう。
中央気象署(台風情報)
行政院人事行政総処(台風休暇情報)
台湾鉄道(台鐵)
台湾高速鉄道(高鐵)

暑い夏を通りすぎ、台湾観光に来る日本人も多い時期だろうなぁ~台風被害があまり出ないことを祈ります!
以下追記↓
10月21日夜・最新情報
10月21日夜、新たな台風情報が発表され、台風の予想進路がこれまでより西側に修正され、台湾本島にさらに近づく可能性が出てきました。当初は台湾の東側の海上を通過する予測でしたが、北向きに進路を変えるタイミングが遅くなる可能性があります。そのため、台湾への直接上陸の可能性も完全には否定できない状況。
10月23日(金)夜、台北に最接近か
米軍合同台風警報センター(JTWC)が10月21日早朝に発表した予測では、台風の中心が台湾に最も近づく時間帯は以下の通り。
| 地域 | 最接近の予想時間 | 台風中心との距離 |
|---|---|---|
| 高雄 | 10月23日(金)14時ごろ | 約398km |
| 台北 | 10月23日(金)22時ごろ | 約209km |
※JTWCの21日早朝時点の予測。最新の予報では変わる可能性があります。
台北では23日夜に台風の中心が最も近づく可能性があるが、雨や風はそれより前から強まる見込み。
23日(金)は北部を中心に暴風雨に警戒
23日から24日午前にかけて台風の影響が最も強くなると予想。特に台北・新北・基隆・宜蘭などでは強風や大雨に注意が必要。
今回の台風は進路の不確実性がまだ大きいため、22日以降の最新予報に十分注意しましょう。
※2026年10月21日22時30分時点の情報。
まとめ
台北周辺に住んでいる方や、台湾旅行を予定している方は、台風の進路だけでなく、大雨警報や交通機関の運行情報も確認しておきましょう。
台風は予測進路が変わることもあるため、早めに準備を済ませて、最新情報をチェックしながら安全に過ごしてください。
※本記事は2026年10月21日時点の情報。台風の進路・強さ・警報・停班停課の状況は随時変更されます。
