台北で子育てをしているなら絶対利用しよう「台北親子館」。

親子館は台北市が運営する、0〜6歳の子どもと保護者が無料で遊べる公共の室内施設。現在、台北市内には13か所の親子館があり、基本的な利用システムは共通しているものの、遊具やテーマは館によってかなり違うのが特徴。
詳細はこちら→welfare.gov.taipei

暑すぎる夏、雨の日、空気が悪い日など外遊びが難しい日の選択肢としても便利な存在。
親子館の利用方法から予約方法、外国籍の子どもの登録、それぞれの親子館の特徴までまとめて紹介します。

基本情報

台北市では「一區一親子館」を掲げ、12行政区すべてに親子館を設置。現在は全部で13館。
単なる室内遊び場ではなく、親子で遊ぶ「共玩」、絵本を読む「共讀」、子どもの発達を促す遊び、保護者向けの育児情報などを提供する子育て支援施設という位置付け。
何よりうれしいのが利用料無料という点。台北で暮らしている日本人家庭も利用可能。

また、ほとんどの親子館では乳幼児(0歳~1歳半のエリア)とそれ以外のエリアがきちんと分かれています。乳幼児が大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんにつぶされちゃうなんて心配もないです。

利用対象

基本的な対象は6歳以下の子どもとその保護者・成人の付き添い。子どもだけを預けて遊ばせる施設ではなく、親子で一緒に利用する施設。入館時には子どもの本人確認があるため、初めて行く場合は証明書類を忘れないよう注意。

公式サイトでは有効な証明書として、子どもの健保カード、戸籍謄本・戸口名簿、電子戸籍謄本、身心障礙證明、パスポートなどが案内されています。(welfare.gov.taipei)

公式には身分証明持参とのことだんなけど、実際身分証明書を提示したことはない…私だけ?

開館時間

開館:火曜日〜日曜日
休館:月曜日、特別な休館日(祝日など)

【平日】
午前 9:30〜12:00
午後 14:00〜17:00

【土日】
9:30〜11:00
13:00〜14:30
15:30〜17:00

といった時間帯に分けて運営されています。イベントや館内整備などで変更になることもあります。

予約システム

親子館を利用するときに知っておきたいのがオンライン予約。台北市の「臺北育兒網」から予約できます。

平日は利用者が少ないので予約なしでも大体は入れます。土日はどこも混むので確実に行きたいなら予約がベター。また都心の親子館であればあるほど混んでいて、2~3日前の予約ではもう埋まっている可能性が大!確実に行きたいなら1週間前から予約しましょう!

予約の流れは、

  1. 会員ログイン
  2. 子どもの情報を登録
  3. 「親子館預約」を選択
  4. 行きたい親子館を選択
  5. 日付・時間帯を選択
  6. 参加する子どもを選択
  7. 同伴する大人を入力
  8. 予約送信

という流れ。(welfare.gov.taipei)

台北市親子館の予約ページ「臺北育兒網」

難しいことはないです!

日本人が注意したい子どもの登録

公式サイトには、子どもが台湾の身分証番号(身分證字號)を持っていない場合は、電話またはメールで連絡するよう案内されています。(welfare.gov.taipei)

登録できない場合は、

臺北育兒網
電話:02-2748-6008
E-mail:ccr@cwlf.org.tw

へ問い合わせ。

外国人家庭の場合、最初の登録だけ少し手間がかかる可能性がありますが、一度登録してしまえばオンライン予約が便利。

私自身は子供が台湾人なので上記問い合わせはしたことがないです。ごめんね!予約はアプリ「台北通」でしています。

当日のこと

公式サイトでは予約利用者に対して、子どもの本人確認書類の原本を持参するよう案内しています。パスポートも有効書類のひとつ。
そして意外と忘れやすいのが、大人の靴下付き添いの大人は靴下を着用するよう案内されているため、サンダルで出かけることの多い台湾の夏は特に注意。靴下がないとその場で靴下自販機で買うことになります!

開館時間より早く開くことはないので、早めについた場合は待たなくてはなりません。入場の際は予約した人のレーンと、キャンセル待ちレーンが分かれています。
子供の名前を聞かれるので答えます。たまにどこの区からやってきたかと聞かれることもありました。
靴は脱ぎ、下駄箱にしまいます。
遊び場内は最低限の荷物しか持っていけませんので、大きなものはロッカーに入れる必要があります。10元コインが必要なロッカーもありますが、コインは返却されます。私自身もスマホ以外は全部ロッカーにいれています。

遅刻とキャンセル

予約した場合、親子館が予約枠を確保してくれるのは開始から20分まで。それを過ぎると現場のキャンセル待ち利用者へ枠が開放されてしまいます。

またオンラインからのキャンセルは、

午前枠・午前イベント → 当日10:00まで
午後枠・午後イベント → 当日14:00まで

自分で手続き可能。行けなくなった場合は、そのままにせずキャンセルを!

この開始から20分までというのが微妙なラインで、けっこう遅刻しちゃいそうでバタバタしちゃう!
都心にある親子館の土日に関してはかなり前から予約をしなくては満員になってしまいます。キャンセル料はかからないので行ける可能性があるなら早めから予約した方が良いです。

イベント

親子館には大きく分けて、

自由に館内で遊ぶ「空間利用」
事前申し込みが必要な「親子活動」

の2種類があります。

親子活動には、工作、音楽、運動、読み聞かせ、親子料理などさまざまなプログラム。
イベントについては毎月15日に翌月のカレンダーが公開され、館ごとに決められた日の12:30からオンライン受付がスタートします。人気イベントは早く埋まることもあるため、参加したい場合は申込日をチェック。

台北13か所の親子館

親子館のおもしろいところが、どこへ行っても同じではないこと。それぞれテーマや設備が違うため、子どもの年齢や好きな遊びに合わせて選ぶ楽しさがあります。
※館内テーマや玩具、企画展示は定期的に変更されます。

北投親子館|大型樹屋と体を使った遊び

北投區光明路22號
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北投親子館の代表的な存在が大きな樹屋型遊具
比較的広い体能遊戲區があり、体を動かして遊びたい子ども向き。年齢に合わせて遊べるスペースが分けられているほか、絵の具を使った創作を楽しめる水彩牆なども特徴。さらに北投親子館は親子料理(親子廚房)にも力を入れている館。

おすすめ:体を動かしたい子・料理イベントに参加したい親子

士林親子館|ミニ交通公園

士林區基河路130號1樓

乗り物好きならぜひ!館内には子どもが車に乗って走れるコースがあり、信号や道路、ガソリンスタンドなどを再現した交通遊びが特徴。遊びながら「赤信号では止まる」といった交通ルールを学べる仕組み。大型の体を動かす遊びもあり、じっと遊ぶより動き回りたいタイプの子ども向き。

おすすめ:車・乗り物好き

中山親子館|創作と花博公園

中山區玉門街1號
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中山という名前なので中山駅と勘違いしちゃいそうだけどMRT圓山駅近く(花博公園内)。土日はキャンセル待ちだけですごい並んでいることも珍しくない。
館内には0〜2歳向けスペース、建構遊び、創作スペース、螢光隧道など。比較的コンパクトサイズ。親子館だけで終わらず、帰りに花博公園や近くの遊具で遊べるのも魅力。

おすすめ:小さな子・工作好き・MRTで行きたい家庭

大同親子館|ごっこ遊びと職業体験

大同區涼州街2-16號

大同親子館の特徴は角色扮演=ごっこ遊び。季節やテーマに合わせた職業体験スペースが設けられ、子どもがお店屋さんなどになりきって遊べる仕掛け。音を自由に鳴らして楽しめる「音樂咚咚牆」や、モンテッソーリ系の教具なども特徴。

おすすめ:おままごと・ごっこ遊び好き

松山親子館|コンパクトな遊び空間

松山區民生東路五段163之1號3樓

民生社區活動中心内にある親子館。ほかの大型親子館と比べるとコンパクトだが、木のおもちゃや創作、絵本などを中心に遊べる比較的落ち着いた空間。0〜3歳向けスペースと混齢スペースなどがあり、大型遊具でひたすら走り回るというより、じっくり遊びたい子どもとの相性がよさそう。

おすすめ:乳幼児・落ち着いた遊びが好きな子

萬華親子館|思い切り体を動かせる大型空間

萬華區水源路199號2樓(青年公園內,鄰近國興路5號高爾夫球場)
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「今日はとにかく子どもに体を動かしてほしい」という日に候補にしたい場所。親子館で唯一、外で遊べるスペースあり。広いスペースを活かした運動系の遊びが特徴で、半屋外型の運動スペースなども大きな魅力。

おすすめ:体力のある子・運動好き

內湖親子館|音と光の遊び

內湖區內湖路一段659號2樓
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音楽や光を使った遊びが特徴的。楽器を使った遊び、光を利用した創作、小さなステージなど、体を動かすだけではない感覚的な遊びを楽しめる。

おすすめ:音楽・光・表現遊びが好きな子

南港親子館|森林をイメージ

南港區南港路一段287巷2弄15號

森林をイメージした遊びや建構遊びが特徴。攀爬遊びや大型の積み木・ブロックなど、「登る」「作る」「考える」といった遊びを組み合わせやすい親子館。

おすすめ:ブロック・冒険遊び好き

文山親子館|小さな子向けの明るい空間

文山區興隆路二段88號2樓之1

2024年に現在の場所へ移転。比較的新しい設備で、明るく開放的な空間。利用者のレビューでは、特に比較的小さな幼児が遊びやすいとの評価も。生活をテーマにしたごっこ遊びや絵本なども楽しめる。

おすすめ:乳幼児・絵本や生活遊び好き

大安親子館|自然科学と生き物

大安區延吉街246巷10號1-3樓

「藝術」と「自然科學」を大きなテーマとしており、生き物を観察できるエリアなども設けられている。遊びながら「これ何だろう?」を引き出せるタイプの親子館。

おすすめ:生き物・科学・観察好き

信義親子館|台湾らしいごっこ遊び

信義區松勤街50號A館(四四南村內)

都会的な立地ながら、館内では台湾の昔ながらの生活文化を取り入れたごっこ遊びが特徴。四四南村など周辺地域のイメージを取り入れ、昔ながらの冰果室や理髮廳などをモチーフにした遊びが楽しめる。

おすすめ:台湾らしい遊び・ごっこ遊び好き

中正親子館|デジタルと五感

中正區仁愛路一段17號3樓( 原Y17,青少年發展處3樓 )

光・映像・音楽などを組み合わせた遊びが特徴。0〜2歳向けと0〜6歳の混齢スペースがあり、聲光隧道、デジタル体験、知育遊び、絵本、アート、積み木など、かなり幅広い遊びが用意されている。

おすすめ:いろいろな遊びを一度に楽しみたい親子

廣慈親子館|新体験型施設

信義區大道路116-3號

台北市の親子館の中では比較的新しい施設。デジタル技術を組み合わせた遊びや海洋をイメージしたスペース、料理・お菓子作りをテーマにしたごっこ遊びなどが特徴です。

おすすめ:新しい設備・デジタル遊び好き

年齢・好み別の選び方

ざっくり選ぶなら、

まだ小さい赤ちゃん
→ 中山・松山・文山

体を思い切り動かしたい
→ 北投・萬華・士林

車が大好き
→ 士林

ごっこ遊びが好き
→ 大同・信義

工作・創作が好き
→ 中山・北投

科学や生き物が好き
→ 大安

音・光・デジタル系が好き
→ 內湖・中正・廣慈

積み木・建構遊びが好き
→ 南港

という選び方。

同じ「親子館」でも内容がかなり違うので、近所の1館だけではなく、MRTに乗っていろいろな館を巡ってみるのもおすすめ!!スタンプラリーみたい(笑)

まとめ

無料だからと期待しないで行くと、意外なほど設備が充実している台北市の親子館。しかも、館によって特色が違うため、親子館巡り自体が楽しい!久しぶりに行くと少し内容が変わっていたりするのもすごい!
特に台北は夏の暑さや突然の大雨などで、「公園無理だな……」という日も少なくないので室内遊び場は本当に助かる。台北で子育て中の方はぜひ活用してみてください。

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