台北MRT新制度キャッシュバック「TPASS 2.0」解説

2025年2月6日

台湾を訪れる方が必ず使用するのが、MRT（捷運ジエユゥン）です！在住者である私も毎日のように利用していますこの記事ではその料金形態などについて詳しく解説します。

この記事は主に台北、新北のMRTに関することなので、その他の地域（高雄、台南など）は適用外です！

チケット

チケット形態は2種類

トークン（單程票）

まるでおもちゃのコインですが、プラスチック制になっております。自動販売機で購入すると1回分のチケットとなりますので、駅内に入る時・出るときにこのコインを挿入します。1回分なので出る時にはこのコインは機械に回収されます。マジおもちゃ！

Easy Card（悠遊卡）

悠遊卡は「ヨーヨーカ」と読みます。自販機でチャージ制。日本でいうところのSuica・Pasmoに当たります。MRTだけではなくバスでも使用できますし、コンビニなどでのお買い物支払いもできるので旅行者の方にもおすすめです。駅の窓口の他にもコンビニでも気軽に手に入ります。また絵柄もとてもたくさんあるので、お気に入りを見つけるのも楽しいと思います。もちろんチャージもどこでもできます！

學生卡（学生カード）及優待卡（優待カード）などもありますが、ここではその説明は省きます。

アプリ

台北捷運GOというアプリがあります。何かと便利なので、使用頻度が高い方はダウンロードをおすすめします。
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料金

初乗りは20元で、その後5元ずつあがります。MRTのアプリで、そこから各乗車区間がいくらか検索できます。

料金割引

◆バス
1時間以内に台北MRTとバスを双方向で乗り換える場合、1回の乗り換えにつき8元お得になります。例えば台北MRTを乗って、そのあとに台北市内バスに乗り換えをすると、バス料金は15元のところ8元引かれて、7元になります。

◆YouBike
1時間以内に台北MRTと新北市のYouBikeを双方向で乗り換える場合、5元お得になります。

キャッシュバック

2020年5月より乗れば乗るほど、たくさんお金が返ってくる「キャッシュバック方式」になりました。

還元金額 = 前月の累計乗車金額 × 返金率（端数が1元未満の場合は、四捨五入で計算）
還元金は自動的にチャージされ、同じカードに入金される。
毎月の累積期間：毎月1日0時から当該月の最終日24時まで。
還元金の自動チャージの有効期間：当月1日の0時から1年以内に有効。有効期間内にMRTを一度も利用しない場合、まだ入金されていない還元金は、有効期限の翌日の0時をもって無効となる。

そして今年2025年2月より新しいキャッシュバック制度が追加されたので記したいと思います。

新制度：キャッシュバック「TPASS 2.0」

新たに導入される制度は「TPASS 2.0」という名称。Easy Card（悠遊卡）の他、iPASS（一卡通）、icash（愛金卡）を使って1カ月間にバスを11～30回利用すると利用額の15％、31回以上利用すると利用額の30％が還元。また、台湾鉄道、台北MRT、新北MRTではそれぞれ11回以上の利用で2％が還元されるそうです。以下詳細。