台湾で家を探す際は以下のような言葉を目にすることでしょう「公寓、華廈、大樓」どれもアパート・マンションを意味しますが違いは何なのか…一言でいうならば…
公寓→アパートメント
華廈→中層マンション
大樓→高層マンション
になるかと思います。では細かくみていきましょう。
※私の理解がもし違ったら教えてね!

公寓(Gōngyù)アパートメント
通常は総階数が6階以下でエレベーターは設置されていません(後付けされた少数の例外あり)。また管理人もいないため、家賃は比較的安価。留学生など予算の限られた賃貸者にとって人気!

私も初めて台湾に来たときは公寓に一人暮らしでした。5階建ての5階在住だったので、毎日階段きつかったな…日本一時帰国でトランク持参の時は地獄…あとはコンクリむき出しなので、夏は激熱、冬は極寒です。
華廈(Huá shà)中層マンション
階数が7〜11階でエレベーターと駐車場を備えています。形態的には高層マンションに近いですが、共用部分の割合が低いです。近年、デベロッパーによるこの種の住宅の建設比率が減少しており、新築の中層マンションを見つけることはより困難になっているそうです。



現在、私はこのタイプに住んでいます!
大樓(Dàlóu)高層マンション
12階以上の建物で法律によりエレベーターの設置が義務付けられています。通常は警備員や管理人が雇われており、安全性と環境の清潔さが向上しますが毎月追加の管理費を支払う必要があり、家賃は比較的高め。MRTでも「台電大樓駅」や「科技大樓駅」などもあるのでなじみがありますね。
こちらは番外編ですが↓
透天(Tòu tiān)一戸建て
通常は6階以下で一般的に土地と建物の所有者が同じで独立した建物です。ほとんどは庭と駐車場が付いていますが都心部ではあまり見かけません。



台北で透天に住んでいたら、昔からのお金持ち(地主とか)って感じがするね!
大廈(Dàshà)コンドミニアム
厳密な定義はないようなんですが、いわゆる商業ビルや大型の集合住宅複合体を指すことが多いようです。「公寓大廈」という場合は分譲マンションやコンドミニアムの意味になります。



台湾ではコンドミニアムタイプはそんなに多くないかな。タイなどの東南アジアではコンドミニアムタイプに住む日本人は多いよね~
まとめ
最近の台湾大都市圏では家賃高騰で、場所によっては東京より高いです!高層マンションの売り出し広告は、電車やバスに乗っていると頻繁に見ますがとにかく家賃は高い。それでもより居住環境を求めて、3年後完成マンションでも売り切れちゃうらしいのですから本当にスゴイ世界ですよね。
個人的にはネットショッピングやUber eatの利用も多いので、宅配物や食べ物を管理人が受け取ってくれるマンション必須。高層すぎて取りに行くのが大変ってことがないような中層マンションが良いです。というわけで今の家は気に入ってます。